一生のうちで、最も繰り返し見た映画って聞かれて、すぐに答えられますか?
私の場合は、その時点で微妙に前後するかもしれませんが、「Back To The Future」か「Blues Brothers」のどっちかになると断言出来ます。
「Back To The Future」は、超がつくぐらいの有名作品なので、ほとんどの人が見た事があると思いますが、「Blues Brothers」は、たぶん見た事ないって人が結構多いんじゃないかと思います。
主人公はこの2人、ジェイク・ブルースとエルウッド・ブルース。この二人がブルースブラザーズ。
こんなビジュアルはどこかで見た事があると思います。黒い上下スーツに、黒いネクタイ、黒いサングラス、黒いソフト帽、この2人は古き良きブルースマンをリスペクトしてこんな格好してます。今、「MIB」とかの映画や、テレビとかでこんな格好見かけるのは、二人のイメージなんですね。
おおまかなストーリーは至って簡単、ブルースブラザーズの二人が育った孤児院が、税金を払えずに取り壊される事になります。それを阻止したい二人は、バンドのライブで金を集めて、孤児院の代わりに納税しようと画策します。
文字だけで読むと、ハートフルなストーリーですが、映像上はそれは一切感じられません、笑。
なぜならこの二人、そもそも札付きのヤンチャ野郎なもんで、ストーリーのベースはハートフルでも、それを吹き飛ばすくらいに無茶苦茶をやらかします。
仲間を集めるのも一方的に強引に、ショッピングモールを破壊して警察には追われっぱなし、全くの他人のブッキングを横取りしたり、元カノに恨まれてて度々命を狙われたり。書き出しても枚挙に暇がない、笑。
そんな「Blues Brothers」を楽しむポイントは、音楽と笑い!
人それぞれポイントはあるんでしょうが、私にとってはまずは上質な音楽。ジェームズ・ブラウン、アレサ・フランクリン、レイ・チャールズとかの大物ミュージシャンも主人公達も。ほとんどのシーンで、必ずと言ってええほど上質な音楽が流れてます。
んで、初めて見てから今まで、ブレずに私の心を鷲掴みにして握りつぶそうとしてるのが、アレサ・フランクリン。(日本語吹き替え版ですが、是非!見て欲しい、笑。)
これ、歌ってる女の人は、アレサ・フランクリン。ブルースブラザーズのギタリスト、マット・マーフィーの奥さん役です。
ブルースブラザーズがマットを勧誘に来た時、旦那がバンドに参加する事に大反対の奥さんは、「私とバンドとどっちを選ぶのか、よく考えてよ!!」と詰め寄ってこの歌を歌います。歌の最後は「Think!!!!!!!!!!!!(考えろ!)」ってシャウトで終わります。おっそろしい嫁さんです、笑。
んでも、音楽も前後の演技も雰囲気も、このシーン大好きです。
ちなみに、この吹き替え、ブルースブラザーズの二人をバブルガムブラザーズが演じています、笑。
プレイリスト
こんな感じで、ストーリーの合間で、音楽を挟みながら、メンバー集めに奔走し、ライブのブッキングに奔走し、最後は納税に奔走。
いろんな事件を巻き起こしたり、巻き込まれたりもしながら、オチに向かって突っ走る感じが見ていて楽しいです。
そして至る所で、本人達の意に介さないところで、笑える要素がてんこ盛り。上述のアレサフランクリンも、ジェイクが"光を見る"シーンも、脇役達もええ味出してます。
最終的なオチは、ぜひ映画で見てみて下さい。オチもしっかりと音楽を主軸にしたオチですよ。
最後に、ドナルド"ダック"ダン、ブルースブラザーズバンドの一員でしたが、丁度この記事を書いている最中(2012年5月14日)に訃報を知りました。ジェイク・ブルース役をされていた、ジョン・ベルーシも既に亡くなられているんですが、ブルースブラザーズのメンバーがまた一人亡くなられたのは寂しい限りです。
Rest in piece, Donald "DUCK" Dunn.
私の場合は、その時点で微妙に前後するかもしれませんが、「Back To The Future」か「Blues Brothers」のどっちかになると断言出来ます。
「Back To The Future」は、超がつくぐらいの有名作品なので、ほとんどの人が見た事があると思いますが、「Blues Brothers」は、たぶん見た事ないって人が結構多いんじゃないかと思います。
主人公はこの2人、ジェイク・ブルースとエルウッド・ブルース。この二人がブルースブラザーズ。
こんなビジュアルはどこかで見た事があると思います。黒い上下スーツに、黒いネクタイ、黒いサングラス、黒いソフト帽、この2人は古き良きブルースマンをリスペクトしてこんな格好してます。今、「MIB」とかの映画や、テレビとかでこんな格好見かけるのは、二人のイメージなんですね。
おおまかなストーリーは至って簡単、ブルースブラザーズの二人が育った孤児院が、税金を払えずに取り壊される事になります。それを阻止したい二人は、バンドのライブで金を集めて、孤児院の代わりに納税しようと画策します。
文字だけで読むと、ハートフルなストーリーですが、映像上はそれは一切感じられません、笑。
なぜならこの二人、そもそも札付きのヤンチャ野郎なもんで、ストーリーのベースはハートフルでも、それを吹き飛ばすくらいに無茶苦茶をやらかします。
仲間を集めるのも一方的に強引に、ショッピングモールを破壊して警察には追われっぱなし、全くの他人のブッキングを横取りしたり、元カノに恨まれてて度々命を狙われたり。書き出しても枚挙に暇がない、笑。
そんな「Blues Brothers」を楽しむポイントは、音楽と笑い!
人それぞれポイントはあるんでしょうが、私にとってはまずは上質な音楽。ジェームズ・ブラウン、アレサ・フランクリン、レイ・チャールズとかの大物ミュージシャンも主人公達も。ほとんどのシーンで、必ずと言ってええほど上質な音楽が流れてます。
んで、初めて見てから今まで、ブレずに私の心を鷲掴みにして握りつぶそうとしてるのが、アレサ・フランクリン。(日本語吹き替え版ですが、是非!見て欲しい、笑。)
これ、歌ってる女の人は、アレサ・フランクリン。ブルースブラザーズのギタリスト、マット・マーフィーの奥さん役です。
ブルースブラザーズがマットを勧誘に来た時、旦那がバンドに参加する事に大反対の奥さんは、「私とバンドとどっちを選ぶのか、よく考えてよ!!」と詰め寄ってこの歌を歌います。歌の最後は「Think!!!!!!!!!!!!(考えろ!)」ってシャウトで終わります。おっそろしい嫁さんです、笑。
んでも、音楽も前後の演技も雰囲気も、このシーン大好きです。
ちなみに、この吹き替え、ブルースブラザーズの二人をバブルガムブラザーズが演じています、笑。
プレイリスト
こんな感じで、ストーリーの合間で、音楽を挟みながら、メンバー集めに奔走し、ライブのブッキングに奔走し、最後は納税に奔走。
いろんな事件を巻き起こしたり、巻き込まれたりもしながら、オチに向かって突っ走る感じが見ていて楽しいです。
そして至る所で、本人達の意に介さないところで、笑える要素がてんこ盛り。上述のアレサフランクリンも、ジェイクが"光を見る"シーンも、脇役達もええ味出してます。
最終的なオチは、ぜひ映画で見てみて下さい。オチもしっかりと音楽を主軸にしたオチですよ。
最後に、ドナルド"ダック"ダン、ブルースブラザーズバンドの一員でしたが、丁度この記事を書いている最中(2012年5月14日)に訃報を知りました。ジェイク・ブルース役をされていた、ジョン・ベルーシも既に亡くなられているんですが、ブルースブラザーズのメンバーがまた一人亡くなられたのは寂しい限りです。
Rest in piece, Donald "DUCK" Dunn.